今回は晴天でかなり走りやすくなるかなと期待していた所が有りましたが・・・。
走ってみれば・・まあ、やっぱり?結構過酷でした。
約200km地点 東尋坊タワー |
そんな状態ですが、結果とレポートをまとめます。
天気が良く気温が上がる事を予想しての格好。
しかし、行く先が日本海側で、かつ夜は冷えそうなので、レッグウォーマなりウインドブレーカは持って行く。
300km以上の走行は個人としても初体験なので、もしもトラブってリタイアする時になんとか帰宅出来るよう、輪行袋と七分丈パンツを持って行くのは、自分が小心者だから。
参加者の皆さんはどちらかというと軽装が多かった気がします。
ホイールはNEUTRON復活。フリーハブ軸内部の両端ベアリングの間にグリスを充填しまくって割合回転するようになりました。
コースは最初の100km地点付近の九頭竜湖への登りの油坂峠を越えれば割と(あくまで比較的に)平坦基調。ディープリムが生きそうなところ(三船さんがそうだった)ですが、自分はマイペースにロープロ+27Tの山岳仕様。
スタートからPC1まで約30km、1時間であっという間。「良いペースじゃない?」みたいな話を聞きつつ、PC2白鳥へ。
ここから、灼熱地獄が始まる。
PC2から油坂峠の登りは斜度はたいしたこと無い感じですが、暑くて脚が回らない。
油坂峠のトンネル前。景色を堪能する暇はないので撮影だけ |
峠を上がって標高が上がったのに、気温が26℃とか高い。
去年の夏が終わってから暑い環境で走ってないし、急な気温の上昇に身体が付いていってない感じ。
国道158号の下り側でも、途中5回は脚がつったりして(つっても止まらずに惰性のまま収まるのを待って再び漕ぐ、BCAA粉末ドリンクが生命線)季節柄の快適さというのは全くなかった。
山から下って来て福井県の平地基調になるのだが、途中「32℃」の温度表示を見る。
たまたまだったのだろうか?もはや夏だよ。末日とはいえ4月なんだけど!!
とびっくりです。
大野市から永平寺町方面までは、川沿いでコースも分かりやすい道。
向かい風がキツくなってくるが、なんとかペースを25km/hあたりで維持して頑張る。
東尋坊折り返し地点に着いたのが17時で走行時間は9時間。
東尋坊の駐車場から海を眺める。本当に雲一つない天気でした |
このままのペースで折り返せば18時間ゴール、午前2時到着という予想していないハイペースで走れたことになりそう。
ここからの帰路は、実はこの自分のブログでも上げた福井旅行の帰り道。
日没の瞬間 これから夜ライド |
気温が高い日中で代謝にストレスがかかったあと、満足に補給もせずに走っていたので、ろくに食欲が無くなってなんともならない疲労が出てしまう。
ここから先がどうにも辛かったです。
眠気というよりは、考えが鈍くなるような感覚。
自動車の場合、身体を動かさないので、避けられない眠気が来ると意識せずに寝てしまう危険があるのに、自転車だと身体の動きというフィードバックがある以上、寝てしまう心配は無いのを幸いに、意識に負荷かけないように(要はボーっとして)ペダル漕ぎ続けてゆく。
交通量の少ないR305だったのが幸いでした。
体調は頑張らない程度で漕ぎながら水を沢山飲んでいると、胃腸の動きと共に良くなってきました。休んでいるときは飲めなかったし、動いて身体を温めつつ、水分補給もしておくと胃腸に負担が無いということなのかもしれません。
とはいえ、長距離走り続けた疲労は抜けていませんが。
敦賀の街中へ入ったのが午後8時くらい。
ペースの概算では深夜前半にはゴール出来そうだったので、休まず強行しました。
琵琶湖付近の平地が案外風が強くて閉口したり、大変でしたが、最後のPCでREDBULLを飲み、気張って走り終えました。
記録は18時間48分
今回走る予想では、途中でどうにも眠い状況で野外仮眠をするような想定もあったんですが、とりあえず、眠らずに走り切れました。
次の600kmは未エントリーですが、多分走るでしょう。
そのときは計画的に休みたいと思います。
暑さ対策というのは、慣れるかしかないのかも。
野口晴哉の「風邪の効用」では、季節変わりの気温の変化に合わせて身体のバランスが変わるのが風邪だそうで、夏モード(発汗推奨)と冬モード(発汗抑制)では、働く遺伝子環境(エピジェネリックな)が違っていると思っていますが、ハイテクなウェアなりでなんとか対処して行くしかないのでしょう。
そういう今は、風邪真っ最中で、記事を起こしつつ鼻水をかんだティッシュの小山が形成されているし。
健康に走るには適度な休憩が必要です。とは、今回のまとめ。
でも、また次回も強行するんだろうな。
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