2012年4月1日日曜日

BRM331中部300km完走

過酷な土曜日でした。
辛かったのは距離よりも気温。
いろいろとどうにもならない状況を自ら選んだ訳で、愚痴るのも筋違いなんでしょうが、ざっくり思った事などを記載します。


31日の天気は日中雨。夕方止むが、寒気が入り込んで気温が下がるという予報。
雨具は必須。

スタートの朝8時くらいは、多少小降りでしたが、雨雲は大きいのが昼には来ると分かっているので天気が変わる期待も出来ず。
参加者は30人くらい?スタッフの人に「hentaiですね〜」と冗談を言われてしまう。
まあ、否定はしない。
サドマゾという言葉は、本来性的な関係の中で使われるので、こういう場合は「ストイック(禁欲的?)」とでもしておいて欲しい所だ。ただし、度の過ぎたストイックである気がする。

ルートは一宮から出発して、美濃〜洞戸R256〜郡上八幡〜飛騨金山〜恵那〜明智R363〜多治見〜鵜沼R21〜一宮という周回コース。

雨が酷かったのは洞戸手前付近の北西へ向かう時、雨粒が痛く耐えるしか出来ない。
寒さがキツかったのは郡上八幡からの峠越えの時、一刻も早く通り過ぎるよう必死でした。
逆にのんびりしていたのは、白川町あたりのR256ルートで、黙々とアップダウンを繰り返すが田舎過ぎて車が少ない。14時くらいで晴れ始めて多少気温が上がってくれないか期待する。

195km地点 恵那峡 大井ダム  凄い水量
写真が撮れたのは(スマートフォン)この場所のみ。
他は雨と寒さ、そして夜中で撮る気もなし。

期待に反して気温が上がる事無かった。夕方に突入しルートも明智の山中へ向かい。気温が下がる。この時には指先の感覚が麻痺し始めて左手のディレイラー操作が出来なくなった。

PC4を過ぎ、あと70kmという所で夜中行路。国道363号は割と走る道だが、夜中に走る事になるとは。別に面白くも何ともない。寒さに震えながら淡々と進む。

多治見まで下ると多少気温が落ち着いているというか、山中の厳しさでは無くなる。
しかし、多治見から可児まで抜けるのにまた山越えをする。
ちょっと残虐性の高いルートちゃう?とか思わない。これでも幹線を避けて自転車的には走れるルートに設定してもらっている気がする。
この辺りで夜9時過ぎ。ゴール出来る時間が見えてくるが、進まなければ終らない。
闇夜の堤防沿いを走る時なんかは、景観も分からず、白線だけを見て思考も何も無い。

そんな事でゴールする。
15時間40分 23時半過ぎだ。
スタッフの方が待っているのだが、カップ麺とか用意があって、疲れて冷えた体には良かったです。
多少雑談というか、雑談を聞いてから帰宅する。

技術的な感想というのは特にない。
今回は風もそれほど強くなく、上半身の疲労は前回200kmと比べて少ないが、雨と寒さの被害が大きい。
翌日今日の今でも、まだ指先が痺れているし、NEUTRONはハブボディ側のベアリングが駄目になったのか、今日自転車屋に預けてしまったし、膝は痛いし、着替えや道具を片付ける気力が薄くて部屋中散らかっているし、チェーンを簡単に外せるようにKMCのクイックリンクにしたのに、2時間格闘しても外れず自分がキレて他のピンを切ってやったし、あと、お股の皮膚も擦れて痛いし、いや本当に大変だ。

大変だけども、次の400kmにエントリーはしたんですよね〜。
大変態?いやいや、自分はまだまだ、上には上が居ますので。

300kmで良い事が一つだけあって、それは完全な虹を見れた事。
両端までちゃんと半円の橋になっている状態で見れました。
偶然の産物で些細な事なんでしょうが、子供の頃以来見ていない気がして。
「あ、レインボーだ」と口走りましたが、ローディ的には「あ、アルカンシェルだ!」と言うべきだったんでしょうね。




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