2012年6月5日火曜日

グランフォンド富山2012(当日)

グランフォンド当日のフォト日記です。

ロングコースの詳細は公式HPを参照下さい。

当日受付は朝5時からで、自分たちは朝5時ホテル出発で、5時半頃会場「富山競輪場(ドリームスタジアム)」に到着。

受付は特に待ちもなく、すんなり終ります。
朝集合の風景。天気は上々。
今回もカメラをメッセンジャーバックで背負って走りました。
持っていったレンズは、75-300mm望遠、18-55mm標準のズームと、15mm Limited単焦点の3本。望遠ズームが主体の重量級です。しかし、ロングレンジで撮ることが無く、ただのウェイト扱いになったレンズが有りましたけども・・・。

片手間ながら素人として撮れた写真で楽しんで頂けたら幸いです。

開会式が6時から始まりますが、あっさり終ります。
沢山のサポートスタッフ、先頭リーダーとなる人々がいる他、競輪選手もゲスト参加?なりでサポートする模様。

開会式中の人々。チームジャージが目立ちます。
開会式も終わり、6時半からスタートとなりますが、ここから出発待ちが長い。

20分ほど経過のスタート待ち。
一斉スタートではなく、縦一列での分散スタート。
ライトの点灯チェックも兼ね、少しずつしか人が捌けない。

初参加でもあり、勝手が分からないから後方にいたので、30分くらい待っての7時スタートとなってしまいました。

また、スタートしてから、富山市内を抜けるまで、安全走行、低速ペースです。

最初の大きな交差点で信号機まで人の列です。
上の写真の交差点で、信号の切り替わりにつき20〜30人くらいの集団に分かれるのですが、ちょっと速いペースだと、途中で走行中のスタッフ(走行先導)に追いつき、多くても60人以上が一列で公道を走行していました。

これだけ長いと一般車は追い抜きが大変になる反面、住民の方は物珍しそうに外に出て眺めていたり、応援の声をかけてくれたり、カメラを構えていたり、多彩な反応でした。

先導スタッフを抜いては駄目というルールでしたから、スタッフ後続で列が溜まるのは仕方ないようで、参加者皆さんは大人しくルール通り走っていました。

それでも、スタッフの合間は30km/h超のペースにもなりましたけど。

富山市内から富山湾沿いを走って行き、「海王丸パーク」手前を通過します。
港風景。走行中の撮影。
海王丸を写真に撮れなかったのは残念でしたが、今回の目的は「サイクリング」だし、
地元からの参加者にとって、別に寄る所でもないのでしょう。

途中で先に走行していたコスプレイヤー(♂)を発見!
赤いあくま(笑)よく見るとこだわりのパーツ装備しています。
ちなみに無断撮影です。すいませんm(_ _)m 祟らないで下さい。

比較的交通量の少ない朝の射水市から南下、庄川沿いに入ります。

走りながらわざとシャッター速度を落として流し撮影。
車も少なく、やや追い風ということもあり、快適。


この写真を撮った直後に40km/hで後ろから飛び出した人に食いつき、先頭交代しながら走りました。


ここに来て先導スタッフ関係なく、ハイペース。


あっという間で、約50km後の「庄川水記念公園」に到着。
第一チェック&休憩ポイント。再出発待ちの列

限られたスペースで人&自転車が沢山。
ここの公園も、観光的な要素は全く無く、ゼッケン番号による走行チェックと、補給としてバナナとパンを受け取る。


皆さんは割と早めに出て行くようで、自分もブルベっぽく短時間滞在で再出発。


このあたりから南砺エリアで、登り主体の道になって行きました。


ちなみにルートは交差点のほとんどに行き先方向の看板が設置してある他、かなりの数のスタッフで分岐の誘導をしてもらっているから、ほとんどと言っていいほど迷う心配がないし、また道を頭の中に入力しておく必要が無かったです。


また、スタッフも割と30km/hのペース、坂もそれほど減速しないので、自分にとっては結構引いてくれる状態で、ルートについては何も考えずに走れるところが、やはりブルベとは違います。


国道304号の長い登坂車線の道路を上がると「五箇山トンネル」が待っていました。
3000mという長いトンネルで、スタッフが注意指導を与えつつ突入して行きます。
第一エイドステーションでの補給がそこそこだったので、登り終わり間際には脚がつり気味、なんとか持ちました。


参加者証と共に郵送されてきた「走行上の注意」の文面には、五箇山トンネル区間はサポートカー付きの集団走行という事でしたが、スタッフから「間隔を開けて走って」という注意を受けたのみで、普通に走行しました。


集団で列になってしまうと、自動車が追い抜きに苦労するから、パスしやすい単独走行推奨なのかな?と。


まあ、とりあえず、無事通過。


トンネルを抜けると、圧倒的な緑の深い景色が現れます。

出口の橋から撮影。15mm Limited

トンネル出口の遠景。
トンネルから下りですが、一気に下れるかというと、豪雪地帯の道路故か、割とアスファルトの状態が悪く、気を付けて下らないと怖い所。

下りの途中に、第二チェックポイントの「相倉合掌集落」があります。
チェックポイント風景。
チェックポイントで、稲荷寿司1個と鱒の寿司おにぎりとあんドーナッツパンをゲット。
皆さん食べたり休んだりで場所が無い。


また、一般観光客が居るなか、自転車乗りが続々やって来る光景はなにか異様なものがあるかも??

余裕?な記念撮影。親切なローディに撮って頂きました。

田植えの終ったのどかな田園風景。
カメラを持ってきた手前、観光地でバシバシ撮影。


おかげで、登りで得たアドバンテージは無くなって、ペース的に大勢の人に抜かれていました。


ここから、山谷を繰り返す山岳コース。

利賀エリアの小休憩所。小さい子供がおしぼりを配ってくれました。 
集落でない場所=林道というなか、自然の中を大満喫して走りました

R471から折り返しの登りピーク付近。下方に見える道は通ってきた道。

このルートは個人で行くには補給ポイントが少ないし、難易度が高いと思いました。
イベントとして補給のサポートがあるから、走れる道。


山岳エリアを下って、第4チェック&昼食ポイントに到着。

手前に怪しげな姿がww。ミドルコースの参加者も見えます。

休憩場所風景。ベンチ&テーブルが用意してあり、また建物内でも休憩出来るみたいでした。

昼食炊き出し風景。ひっきりなしに用意で忙しそうでした。

用意された食事。豚汁と赤飯?です。

このポイント(喜楽里館)で134km地点。自分の時計は13時10分。
ロングコースの先頭集団がこの後10分後にスタートしていったので、だいたい20分くらい短縮した感じでした。


あと特筆すべき事は、この付近から道誘導のスタッフがコスプレしていました。

それも人それぞれバラエティ豊か。

あと、序盤中盤とちょっと腰の曲がったおじいさんが誘導として旗を振っていたのに、女性スタッフがコスプレ(メイドやらチャイナやらミクさんetc..)して誘導している!

いや〜お祭り感覚良いです。

ポーズも取ってもらいました。ありがとうございました。
ちなみに上の人の対面にはちょっと控えめなドロンジョ様のコスプレ女性。

写真も撮らさせてもらいましたが、諸般の事情により掲載を控えますね。

さて、まったり20分くらい休憩した後、ゴールに向かって残り50km程度を走破します。

このあたりから、割と脚が元気な先導スタッフの後ろにくっついて巡航していました。

最後の休憩ポイント。特に何もないですが..
最終チェックポイントからは、堤防沿いの平地巡航。
しかし、微妙に向かい風。

脚に疲労が来てヘタレそうになるが、ブルベ600kmを完走した手前、「ここでヘタレられん!」と意地になって速度維持。

尚、昼から予想していた雨に降られることなく(一部の参加者は降られたみたいですが)走りきれたラッキーでした。

ゴールに到着は15時15分くらい。だいたい8時間弱の走行でした。

ゴールのポールはわざわざ競輪場内に設けられているという凝り様。

写真に撮れなかったのが残念です。

ゴール後、受付で完走証とアイス1カップを頂きました。

アイスは「おかわりできますか?」と聞いてしまいました。もちろん駄目でした。
強欲ですみませんでした。m(_ _)m

ゴール後、参加した地元の人々が和気あいあいと雑談中。
自分は同行してくれた職場の人を待つ手前、風呂もそこそこ手早く済ませて後で同行の方と合流して帰路に着きました。

総括すると、あまり雑誌やメディアで紹介されない、都市圏からは参加しにくいローカルな大会なのかもしれないですが、ローカルさ故の良い部分を楽しめたと思います。

もちろん、楽しめた背景には、準備を手掛けたスタッフの労力と、先導して走行しているスタッフの安全意識と、トラブル起こさずに楽しもうとした参加者の互いの力に依るものなんでしょうね。

さて、投稿の内容も長くは続けられないので、ここまでとします。

来年も参加するかは、未定です。
今度はカメラ持たずに走行に集中したいかな〜なんて帰りの車の中で話をしていたら、同行者から「別のレンズを持っていくんじゃね?」的な事を言われました。

・・・確かに。

今回望遠レンズを使う余裕は有りませんでした。ここまでの経験では、15mm広角と35mm単焦点か、広角と標準ズームのどちらかがあれば問題なさそうです。

しかし、先日Pentax からDA 50mm F1.8レンズが発表になり、心揺れる日々。

物欲に終わりが無いわ〜。





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