2014年6月2日月曜日

東濃エリア 十峠 プラス二峠。

週末に走ってきました。

東濃10峠 ルートラボ

獲得標高3,450m、距離150km。
単なる自分虐めの坂練です。


出発は朝7時半過ぎ、道の駅 美濃白川にて
朝なので誰もいませんね。
天気は快晴。
というか夏日で34℃まで気温が上がる日でした。

今回の動機は、ただ何となく地図に載っている峠名を連続させたらどうなるか?というだけ。
自分の脚質にはそれなりに自信を持っていたので、何ともなく走れるだろうとタカを括っていました。
ちなみにバイクは重めの鉄シクロクロスのROVEです。
まあ、GPS付きでもし道が荒れていても安心だというつもりで。

では、峠レビューです。

ルートは時計回り。

第一の峠。松坂峠
白川町と下呂市の境目
手前2kmから10%近い斜度で、それなりに登り甲斐のある道。
最初なので余裕をもって登る。

第二の峠。笹峠
松坂峠から直ぐで、対向二車線で、特に峠らしい道ではなかった。
ここからR256までの下りが快適で良かった。

第三の峠。舞台峠
国道の峠で、道は広いが日差しが強いということで、結構しんどい峠。
距離40km過ぎでお腹が減ってくる所。
見栄え的にも特に平凡な峠。

ここから20kmの長い下り。
途中で道の駅 茶の里 東白川で休憩。
道の駅全景

新茶ソフトというのを食べる。
まだ午前中10時頃というのに、気温は30℃越え。
ボトルは2本装備してきましたが、結構水分がヤバいことに。
あと食料も補給できるポイントが無く、ここで仕方なく6個入りのパン袋を買う。

第四の峠。無反峠(むそれとうげ)
トンネルでバイパスできるのに敢えてトンネル手前から分岐の旧道を走る。
道はそれほど荒れておらず、ロードでも問題なさそう。

第五の峠。胡摩草峠
無反峠から下ってくると、黒川という場所へ出るが、川沿いに東西に道が走っており、くねくねと南下して峠道に突入。
6km、斜度平均6%くらいで、二ノ瀬峠クラス。
でも見晴らしはどの峠も良くないし、いい加減飽きてくる。

第六の峠。中野方峠
2km程度の短い峠なのだが、割と直登でガシガシ登らざる得ない道。
水の補給も不十分で、この辺りから脚が攣り始め。
なんとか自分を騙しつつ登る。

第七の峠。蛭川峠
10%越えの直登、そして直降。
一番辛いところ。
辛い所のルートと標高データ
登りは時速4,5km/hでしか進まず、何ともし難い。
下りにおいてはディスクブレーキでもレバーの握りが疲れるってどういう事なのか!
まったく余裕無し。
下ってから次の峠手前で自販機による水分補給。
やむなくサントリー製を買ってしまった。

第八の峠。遠ケ根峠
やっぱり6km、平均勾配6%。
もう脚は終っているし、この不条理な現実に悪態を叫ばざる得ない。
ショートカットも出来ない。
ルート通りに帰るしかない。
周りは誰も居ない。
車はほとんど来ない。
長い峠はほとほと困る。
峠を下ってまた水分補給。ポカリ500ml一本とミネラルウォーター500mlは直ぐ消費。

第九の峠。大多尾峠
自販機で休んで脚が少し戻ったので終盤を乗り切るために頑張ろうとしたが、やはり登りが始まると早々に脚が攣り始める。
ギアを最大で軽くしてあとは脚を回すのみ。
今回の峠全てに言えるが、ピークに市町村境界の看板があっても、峠の標識が無い。
まあ、標高1,000mも越えないし、景勝でもないから札を立てる意味も無いのだろう。

下って最後の峠の前に、まだ補給が欲しくて道の駅 東白川まで戻る。
5kmほど戻るが仕方なし。
ちなみにコンビニというものは見てない。
手持ちのパンとかで補給はやりくりした。

最後の峠。桜峠
水も食べ物も摂り脚も少しは回復して帰路国道の峠道へ。
平均勾配5%程度で特にキツいこともなく、淡々と登ったせいか、あまり印象と記憶が無い。
そのまま下ってR41号に入り、道の駅に戻った。

実走行時間7時間、距離150kmなので平均速度は20km/h前後。
脚が攣るまで走ってこれは練習になったのだろうかと、自分に疑問。
ただ、自分を追い込んだという点だけはちょっとは足しになるのかもしれない。

おまけ。

翌日日曜日も同じ様な所を走りました。

登録ルートの逆走で反時計周りで走りました。
今度は3峠。
実は土曜日帰ってから地図を眺めていると、二つばかり近隣の峠を残していた事が判明。
白川町〜中津川の切越峠
中津川〜東白川村の越道峠
東白川村〜白川町は前日登った大多尾峠を北から登る事で周回できると思い立ち。
午前中限定で57kmを2時間半で走ってきました。

バイクは道も分かった事だし、ロードのKuota Kharma号で。
切越峠のピーク付近にて
今回唯一峠らしい標識となる看板
切越峠は白川からの登りは直登で結構脚に来るが、下り側は道が広く、車も少なくかなり快適。
越道峠は、ゆるゆると登る感じで、割とポタリング的に静かで良い道でした。

前日の重かったROVE号からカーボンロードのKharmaに変えて速くなるかといえば、軽さと抵抗感の違いで確かに速いのだが、ギアの重さが(前53-39、後ろ25-12T)絶対的に踏み負荷を重くしている。
前日の無茶な峠越えで疲労した脚にはあまり楽に感じなかった。

あとは、太いタイヤのROVEと比べると、リアの安定感が全然弱い。
もう7年も昔のカーボンバイク(現走行は49,600km)なんで、耐久力の限界も有るのだろうけれども、ロードバイクってこんなに頼りないものだっただろうか・・と、少し認識を改めてしまったかもしれません。


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