2013年10月5日土曜日

ドイツ旅行 その5(最終回)

約1週間の海外旅行の最後の投稿です。

ブログで貼付けている写真は200枚くらいになるだろうか。

自分で見返すと途中で疲れてくるw

最後までお付き合い頂けたら幸いです。

旅行の7日目と8日目、そして帰国の内容です。


7日目はMünchen(ミュンヘン)の展示会&博物館巡り。

まずはホテル出発。

ホテルはミュンヘンから列車で40分ほどはなれた"Aufhausen"という駅

駅からホンダディーラーが見える。なんか見慣れた感じで安心。

駅に直ぐ近いホテル。というか、周りにそんなに建物が無い。

列車でミュンヘンまで行き、乗り換えで"Messestadt"(メッセシュタント:見本市という意味)の駅まで行く。
見学したのは"drinktec 2013"(世界飲料テクノロジー展)という展示会。

日本で言う東京ビックサイトでの企業展みたいなもの。

drinktec入り口に。
職場の人達との旅行で、仕事に関係する展示会もあって、ただ観光しましたというだけで会社の有給を使わないところが真面目かも。
入場は有料で、日本で出発前にネットでeチケットを購入。
バーコードをゲートにかざして入場しました。

世界的飲料機械メーカー、ドイツKRONESのブース
基本的に撮影不可。だそうですが、普通に携帯のカメラを構えている人がちらほら。

アジア人っぽいのは堂々と一眼レフを構えてさえいました。

自分も撮ったけども、個人のブログなので公開はしない。

公開出来そうなのは、機械に関係ない写真ですけど・・。
なぜかロードバイクを受付に飾っているブース発見。しかも未完成なLOOK695
この展示会は世界最大というだけあって、滅茶苦茶広い。
A1〜A6、B1〜B6というエリアがあって、一つがサッカーコートくらいの広さ。

メッセの端と端で駅が違う訳だ。

とても全部を歩いて回れず、大手のブースを眺めるだけで午前中を使った。

まあ、仕事に関係するのは限られていると聞いていたので、展示会見学は午前で切り上げ、昼からミュンヘン観光に向かいました。

ドイツ博物館。
昼からといっても、15時近い昼過ぎ。
展示会で食事も満足に採れていなかったが、周りから「絶対行った方が良い」と薦められていたドイツ博物館に行きました。

企業展の続きみたいに機械を見物w

鉄道模型もそこそこ展示。

航空機のエリア。ぶち抜きで広いです。

メッサーシュミットMe262。AD大戦略を思い出すわ〜。 

上にMe163。ロケット戦闘機、大戦末期の悪あがきの象徴みたいだ。

ヘリコプター動力系の透視展示。凝っていて凄いが"US AIRFORCE"?

階上からMe262。航空機を4,5機置いてもなお余裕の建物の広さよ。

別角度。ルフトハンザの旅客機カットモデルもスケールが並みじゃない。

大きいもの以外の小さい展示も。フライトコンピュータ。

あまりのボリュームで、興味ないところは全く見ない。

こちらはBf109

Fi156シュトルヒ(コウノトリ)WTMのフィギュアで知った機体。
今までの旅行で、大陸の博物館的性格・・いわゆるスケールの大きさを理解しているつもりだったので、ドイツ博物館もとても短時間では見れないことは分かっていた。
17時に夕べの会食と聞いていたので、2時間駆け足で展示を見物することに。
電気の科学的なコーナー。いろいろ体験できる。

電気計測機器。

静電気の効果の実演。ボタンを押して展示を起動させられる。

サーモグラフィを表示。正面パネルにカメラを構えた自分が写っている。

天文観測の部屋。

当時の天文家の様子。人形まで。

カメラのコーナーに、テッサーやプラナーといったオールドレンズが展示。

文字読めないけど、いろいろ技術の移り変わりが分かる。

Kodak 2眼デジカメ V570が展示物入りしてた。

他にも日本のカメラがゴロゴロ。
カール・ツァイスの説明パネル。

レンズ製造機だろうか。

子供玩具のコーナー。レゴブロックの先祖。

そんでレゴブロック。

グーテンベルグの印刷機。歴史資料だ。

様々な活版印刷を解説している・・と思う。
宇宙開発。ロケットの変遷。

最大規模はUSAになってしまうのですが。真面目に展示。

人工衛星はヨーロッパ開発中心で展示。

テレコミュニケーションの発達。情報革命。

通信技術がマイクロチップ化してゆくという感じ。

スーパーコンピュータ。こういう展示を日本で見れないな。
とまあ、実際に駆け足で巡ってきた展示をブログではさらに端折って紹介してきましたが、ヨーロッパの科学的明晰さが発揮される18世紀以降の産業文明についての展示なので、実用を良しとする日本人には面白い展示ではないかと思います。

とにかく広く、それが4階にもわたって展示物があるため、スケールに圧倒されっぱなしでした。
それは、今回の旅行のどの施設にも言えるかもしれませんが。

という事で、博物館はこれで見納め。

夕食の集合場所であるホフブロイハウスへ向かいました。
正面入り口。明るいからまだ人は少ない??

2階へ。階段ホールの壁画。

階段踊り場のホール。

2階レストラン入り口から。多様な客層です。

2階レストラン全景。この雰囲気。

正面にはステージ。準備中。
料理やらビールをいろいろ注文。

宴もたけなわ・・という感じ。恐らく酔ってレンズに指紋がついてボケている。
有名なビアホールで、いろいろな欧米人が駆けつける中、日本人数十名が席を占領して楽しんでおりました。
向こうの人達は食事をほとんどせずにビールばかり飲んでいる。
暖かい昼食、冷たい夕食が向こうの習慣らしいから、肉肉注文するのは我々くらいか?

途中から演奏ステージが始まります。

本気(酔ってるけど)を出してK-5Ⅱのズームで撮影。

民族衣装の男女が登場。

楽しそうに踊りが始まります。

輪になって回って。

いろいろ組替ります。

一人の女性を囲んでアピールタイム?みたいな。

またばらけて踊り。

男性陣の演目。速く手足を叩いて踊る。

なんか誇らしげだし楽しそう。

女性同士もダンスで。

クルッと回ってスカートがふわって・・。
異郷の地で、こんなにも楽しめるのかってくらい楽しみました。
日本でもお金さえだせばそれなりに楽しく飲めるのだろうけど、そこは旅の思いでプライスレスで。
飲み終わって外に出て、結構な人がいる。
ミュンヘンからホテルは遠く、終電とか有りそうだったので、それなりの時間で切り上げました。

さて、展示会見学も終わり、翌日いよいよ最終日。

予定は完全フリー。

メンバーの行動もバラバラになりました。

ミュンヘンは見所の多い都市で、BMW博物館だったり、レジデンス博物館だったり、いろいろあって皆行動は分散化。

自分は「世界最大のビール祭り」であるオクトーバフェスト(初日)を楽しむべく出掛けました。

朝9時くらいに駅を出発したんですが、早々と祭りの衣装(民族衣装)を着て街に向かう人が大勢。
ミュンヘンに着くと半分位の人達は地元民か祭りの格好でいる。

お前ら本気出し過ぎだろう・・と心の中で呟きました。
とりあえず、中央広場 マリエンプラッツに。

パレードが始まっていました。

駆けつけてパレード撮影。

お祭りです。天気が良くて良かった。

勇ましく歩いて行きます。

武装?も本格的。

馬車が近い。

花飾りで華やか。

楽しそうですねぇ。

馬車続き。車はパレードに巻き込まれて動けない。

乗っている方も楽しげ、これから会場に向かうのでしょう。

普通の服装だからもちろん観光客の見物人。
マリエンプラッツのデパートで土産物を物色して、昼にオクトーバフェスト会場へ。

特に場所を分かっていた訳ではないが、人の流れに沿って歩けば会場へ着きました。

ちなみに観光客で日本人もちらほら居ました。世界最大ですからね。
地下鉄内で日本語が聞こえてきて思わず苦笑w
会場到着。人人人。

「ようこそオクトーバフェストへ」?

パレードが終って帰る馬車っぽかった。

会場中央くらい。パレードが続いていて人の流れが滞っている。

ちょっと高い所からパレードの風景。花撒く人達。
 ビール祭りに来てビールを飲まないのはどうかということで、少人数で1ブースに突入することに。

そうしたら入り口で荷物チェックを受ける。
どうも持ち込み飲料は禁止ということで、朝買ったペットボトルの水(500mL未開封)を没収。即ゴミ箱行き∑(゜ロ゜ノ)
ルールを知らなくて入ったこちらも悪いが、やはり言葉がわからないとハードル高いよ〜(泣


会場1階はこの通り混み込みなので二階に。

二階もこの通り席は空いていない。

とりあえず立ち席でビール注文。
というか、ビール祭りに来て飲んだのがここの一杯のみ。

あとは人が多すぎて入れない。

地元の人達で、民族衣装で手首にリボンをして優先的に店に入れてもらえる制度があるようだったが、もちろん外国観光客が分かる訳もなし。

もはや会場を彷徨って祭りの雰囲気を楽しむ以外やる事が無くなった。
飲み過ぎで倒れて搬送されているらしい。スタッフも本気だ。

ビールの店以外に、こういうアトラクション施設が充実。というか遊園地ですね。

落下系アトラクションで楽しむ若者達。こういのは未成年っぽいのが乗っていました。

遠心力系のアトラクション。高いな〜。

会場正面入り口まで辿り着いてしまった。

会場外周部を散歩。木陰でくつろぐ人達。なんかおだやかでいい感じ。

会場を遠くから眺める。

会場の人込み。人大杉。

ズームアップで。よくまあこんなに歩いているものだ。

ミュンヘンのシンボル。ライオン像。
もうあまりの人の多さに散歩に徹し、今回の旅行の行程で一番有意義でない時間を過ごしました。
地元民が押し掛けてくる祭りに外国人が混ざるのは難易度が高いことを思い知りました。

会場を出てまたマリエンプラッツに戻ってきました。

公園では秋の日差しでくつろぐ人々が、なんかいい感じで。

市電とオペラハウス?
時間が17時過ぎていたので夕食に。
普通にバイエルン料理を楽しみました。
レーベンブロイが飲めました(やっとで)

入ったレストラン。ツム フランツィスカーナー。

ミュンヘン夕焼け。

夕日を浴びて輝く建物。
たまたま停めてあるのを見かけた自転車・・ってこれ何十年前よ?!ってくらい古い。
帰りにまたデパートに寄り、最後土産の物色と買い物。

有志でワインとチーズを買って、ホテルに帰ってボトルを空け、旅の最後を惜しみました。

翌日は、朝早くから移動開始。
日本に向けて出発です。

朝早いミュンヘン行きの列車内。暗いので電気が点いています。

朝焼け。列車の車窓から。

ミュンヘンからICEでフランクフルトまで。

ICEはとくかく長い。2号車まで1kmくらいは歩いたか?
 列車乗り換え無しで、3時間ばかりの行程。
ほとんど寝てました。
フランクフルトに到着。渡り通路から。

空港と繋がっている。

空港内、受付広い。

帰りもルフトハンザで。

 搭乗ゲート。Z50って・・A1から始めたらいくつ存在するんだ!?
飛行機チケットは往復で取ってもらったため、受付で確認用紙を端末に読ませてチェックイン完了。
ついで荷物預け&出国検査。
ボディーチェックは日本より厳しい感じ。

免税店で最後のお土産購入だが、旅に不慣れだったせいか、何を買えば良いか悩みながらあたふたと買い物を済ませる。
もうちょっと慣れれば、スーツケースに納める土産物と免税店で手荷物として持ち帰る土産(主に食品・菓子系)を決めておいて迷わない様に出来れば良かった。

さて、帰りの飛行機も12時間の飛行時間。
現地15時頃に離陸して夜を跨ぎ、日本へは朝の8時30分に到着予定。

帰りはカメラのデータを見ながら思い出に浸ったり、ウトウトしながらなんとなく時間が過ぎ去る。
席が主翼の隣り。

到着1時間前、ドイツでは午前0時。ウラジオストク上空で日本時間は午前7時。
ということで、無事、中部国際空港セントレアに到着。

朝の気温は24℃。
ドイツの朝は10℃割っていたし、最高気温も20℃まで越えていなかったから、気温差が堪えました。

朝に着いたといっても、体内時間は深夜3時とかなので、眠気でボーっとしながら何となく皆解散。

これをもって旅の記録は終ります。

1週間かけてのヨーロッパ旅行は楽しかった。
場所が遠い、文化圏も言葉も全然違うから、最初は異世界に行く気分でしたが、行けば行ったでなんとかなるものです。
それは、旅の経験者に囲まれて安心だった点が大きいのですが。

とにかくヨーロッパは良いです。
日本に無いもの・・広大な空間、そして自然災害で消されることのない歴史が特徴的に眼に写りました。
地形も気候も穏やかに感じ、自転車旅行も良いだろうなと思いました。

難だったのは情報通信関係で、海外ローミング・海外パケット定額サービス対応だったが、実際に繋がったのはウルム市街だけで、ミュンヘンもニュルンベルクも電波は来ているがパケット通信が出来なかった。

日本の携帯会社への契約(自分はKDDI)以外にもWi-Fiルータを契約して持っていた方がより確実に通信出来たのかもしれない。

スマートフォンで使えるのは翻訳と地図。
旅のベテランが経験を通して習得する知識を、ネットを介して外部装置として携帯できる時代になれば、旅の難易度が低くなると思う。

自分の将来もうヨーロッパに行けないかもしれないが・・・。


という感想を記してブログ記事も終わりです。
一点一点写真を流していくだけでも時間がかかるかもしれません。

最後にここまで読んでもらってありがとうございました。




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