2012年11月18日日曜日

鈴鹿8時間エンデューロ秋SP 2012

土曜日は鈴鹿8時間エンデューロへ行きました。

日中雨でしたけど、4ヶ月前に8時間ソロとしてエントリーしてしまった以上、走るしか無いと思っていました。

しかし、結果はDNFしました。

ウェットコンディションよりは、寒さや視界の悪さが駄目でした。

気付いたことや感想を記します。

天気予報は土曜だけ雨。前後の日は晴れなのにと恨めしく思う。

雨の中走り続けたのは今年のブルベ300kmや、去年リタイアした600kmの時。

レースじゃないから、遅くても問題無いし、道路に気をつけるくらいで気楽だった。

しかし、レースでの雨は、いろいろ状況が厳し過ぎる。

そんな風に前日思い、装備は雨対策が前提としました。

ブルベの時、雨で凍えたのが辛かったので、防寒対策はくどいほど整ました。

上はファイテンのインナー+長袖インナー+半袖ジャージ+ゴアテックスレインスーツ。
下はビブショーツ+レッグウォーマ+簡易レインパンツ。
グローブも冬用。

そのほか、レースが終わってから着る用のフリースまで準備して、とにかく体力を落とした上に寒さで身体を悪くしないよう注意していました。

他の参加者を見ると、自分のような重装備は少なく、指ぬきグローブ、ウインドブレーカが多かったし、チームジャージや痛ジャージもといアニメキャラのプリントされた何かを主張しているジャージの為に雨具を着ていない人も多かったです。
チームジャージで飛ばす先頭集団の人々なんかはどうやって防寒対策をしていたのか気になります。

大会の帰り際、救急車がピットの前に停まっていました。どうも低体温症で運ばれたのではという噂。
体調管理は自己責任とはいえ、どうにもならなくなった時に駆け込める場所なり喚起してあった方が良かったのかもしれない、と後で思いました。

大会の内容は特に記す事はありません。写真も無いし。

自分のレース展開は、序盤30kmほど走ったところ、後輪にゼッケンを留める安全ピンが刺さって(刺さったままで空気は抜けず、バーストしなかったのは幸い)丁度スタッフの居る場所で停車してピンを抜いて回収車に直行。(もちろん初体験)

序盤なので人が多く、なかなか回収車も進まないなか、車の中からレース観戦。

先頭集団の慎重なコーナリングを眺めつつ、スタッフにメカニックの所まで送ってもらいました。

いろいろと対応慣れしているスタッフの感じが頼もしかったです。

ということで、元から雨でレースする望みの無かった所に、パンクというトラブルを受けて更にやる気が落ちる。

しかし、そのままリタイアするには天気が小康状態で、やれる所までやってやろう的な捨て鉢の気分で再開する。

雨が止んだ様になってくると、コスプレもとい仮装に気合いの入った参加者がちらほら走って大会を盛り上げてくれる。

ガンダムとか、インパクトはあって良かった。

4時間エンデューロが終って正午を過ぎると、似た様なペースの人が少なくなり、交代で走る元気なチームの人との脚力の差が如実に出てきて淡々と一人走行。

結構、走っていると何も考えていないという感じになる。
特に目的地や目標を無くしてしまうと、雑念という程度の思考しかできず、そのうちネガティブ傾向になってゆく。

トドメになったのは15時くらいだったか降ってきた大雨。

視界が悪い、雨粒が痛い、路面が川のようになって危ない気がする・・・もう止めようか?

雨が強くなったと言っても、既にびっしょり濡れているので何も悪くならないのだが、一緒に参加したメンバーも皆DNFしているだろうから、自分も早めに切り上げて帰る時間を節約したほうが理に叶っていると思い、結局15時20分で諦めました。

パンクや休憩で実走行は6時間、走行距離は180km。

なんというか、「ま、こんなこともあるさ」でした。

これで、今年の大会は終了。

来年に備える・・のかなぁ??

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