2015年6月22日月曜日

第12回富士山国際ヒルクライム出場

昨日、日曜21日に開催した静岡県の須走口登山道(あざみライン)でのヒルクライム大会に出場してきました。

リザルトは58名エントリー 47名出走中の8位。

自分の中ではもう少し上位に行ける見込みではあったんですが、残念ながら入賞を逃しました。

感想を記録に残します。

この大会は3度目の出場。

前回は3年前の第9回大会。(過去のブログに記録が残っている)

その時はクラス6位入賞を果たしました。

さて、それから機材も変わって速くなっているべき?な所で、腕(脚)試し。

今回はひとりぼっちではなく、大阪の知り合いの方々と車乗り合わせで前泊しての大会に臨めました。

今年の天気はあまり梅雨っぽくない風に思っていましたが、この大会の週末だけ雨予報。

朝から霧混じりの時々雨。

体が冷えます。

大会受付会場。雲が低いです。
レース前はいつも通り20分ローラー台でアップしましたが、どうも調子が良くない。
喉に違和感と微妙な倦怠感。
天候に左右されたか気分が高揚せず、ローテンションでした。

まあ言い訳ですw

雨に濡らされつつ大会スタート。

最初の2kmまでは先頭にくっ付いて行けましたがそれからズルズルと後退。

心拍が170前半までから上がらず、継続したパワーが出せない状態になっていました。

走る気がないというほどの倦怠感があった訳ではないのですが、自分を鼓舞してタイムに挑もう!というテンションが持てない。
メンタル的な問題なのか、燃える意気ではないという意識が先行して、ただ急勾配を身体的能力を使って通過するという作業をこなすだけのものになっていました。

作業が進めるのは機材のおかげなんですが、自分の力で頑張ろうという気力がない。

ここまで書いても読んでも気が滅入りますが、そんなテンションでした。

最後500mくらいで出し惜しみ無しにしようとしましたが、辛いだけでレース的には不完全燃焼。

結果もそこそこでしかありませんでした。
では逆にテンション上がっていたらどうだったのかといえば、似たような結果だったのかもしれません。なんのために大会に出たのだろうか?

高ストレス環境にあえて身を置く事で、自身の現状、現実を知るためです。

まあ、本音は独身趣味という限界があるのに、なぜ自分が頑張っているのかもう考えたくないという現実感にやられ気味なんですが。

ゴール地点の様子。真っ白です。
ゴールから下山までは2時間待ち。
それまでの間にプロが登ってきて間近でトップ選手を見られますが、今年は海外選手の別格性を見せつけられた感じでした。
プロがゴールして実業団から下山開始。
雨も強くなったりで、山小屋で待機。
寒くて凍えていました。
下山待ち。実業団クラスはあっという間に帰って疎らな集団です。

時間があったので記念撮影。
登りも地獄でしたが、下りも地獄。
さらに路面がウエットでブレーキの効きが悪い。
全力で握っていないと減速できない。
実はカーボンホイール(Bora one)で大丈夫かと心配でしたが、ホイールに問題が出る前に自分の腕が限界で止まれなくなりそうでした。
自分で休憩を入れつつ、ゆっくり下山。
事なきを得ました。

まあ、今時のカーボンホイール(チューブラー)は充分熱強度が高いということですね。

下山後は、泊まった民宿のご厚意でお風呂を貸してもらえ、凍えた体を温められました。

前回の3年前といえば、ブルベ600kmを走り終わった時期だし、バカみたいに走っていた頃です。
同じように走っていれば結果も違っていたのでしょう。
しかし、そうバカができる状況でも無くなってきています。

心理的にどうしうようもないですが。



静岡から名古屋へ帰って午後5時。

それから直で自転車屋にバイクを持ち込み、雨後のBBメンテ。

今年は雨で走ったのが2度目ですので、用心のため。

そんなことで毎度の酒解禁でした。
今回の大会で思ったことが、激坂なりを長時間登る場合、ある程度の先の見込みを持っていないと力の配分もわからないし、不安(用心深く)になるだけでパフォーマンスは発揮できないということでした。
ある程度の脚力があれば、前日走っても疲れ切ったりしないので、下見は必要だったんでしょう。ただし天候次第なところもありますが。

これで、今年のヒルクライム大会は9月の大台ケ原の予定のみとなりました。
それまでに力を充分発揮できるよう、自分を調整していかないと。

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