2012年9月11日火曜日

11回大台ケ原ヒルクライム

今回の連続投稿。

9月9日に開催した、大台ケ原ヒルクライムのレポートです。



当日朝は、5時に起床(というか、4時半くらいから皆目覚めかけていたみたい)

もそもそと各自買って来た朝食を取り、準備開始。

6時に荷物受付、7時スタートなので、そんなにゆっくりしていられない。

むろん、一眼レフは持って行くが、バタバタしてスタート前の風景は撮れず。

荷物を預けてから6時半まで軽く試走&固定ローラーでアップ。

とりあえず、最善の事をしてスタートに臨みました。

この大会は、今回で5回目。

運がいいのか雨に降られた記憶が無い。そして今回も週末の天気予報では崩れそうだったが、午前中は降らないという予報。

気温も9月の朝は涼しく、アップで身体を温めて適度な感じ。

今回の自分の目標は、タイム1時間20分切りで入賞ラインに近づくこと。

去年と違い、スプロケットは12-29T、ホイールはNeutron ultraに軽量タイヤで、予算的にカーボンホイールは無理だけど、手の届く範囲でベストな選択をしました。

しかしまあ、参加者のカーボンホイール率が年々高くなって来ている。

ボーラとファストフォワードが2大勢力で、微妙に目立つライトウェイト。

自分のニュートロンなぞ誰も付けている人居ないのでは??こういう中途半端なクリンチャーなら、レーシングゼロかシャマルくらいを選ぶらしい。

分かるけど、そういう所をあえて外すのが自分の性格・・仕方ない。

スプロケットは去年12−25Tで失敗したので、フロント39Tではリアを増やすことで対処しました。自分は健脚のつもりですが、それでもこの大会のコースは難易度が高い。

序盤の8kmは平地基調で高速モード。そこから一気に8kmで標高800mを駆け上がる激坂区間。それから割と斜度のある後半の登りと、緩い平地と下りも含む終盤局面。

タイムを上げるのに必要なのは、登坂力はもちろん、平地区間で同じペースの人の後ろに付けるかどうかという「運」の要素もある。

とはいえ、中盤の激坂で力尽きずに、どれだけ脚力を残せるかというスタミナの問題でもあるのだが。

そんな情勢を前に、7時過ぎに第一グループでスタート。

この大会は、リザルトは年齢クラス分けをするのだが、スタートはエントリー先着順ともいうべき年齢混在のスタート。
ただ、道の広い平地区間で脚力の差が出るので、そう問題は無いと思う。

スタートは第一グループとはいえ、先頭で並ばなかったので、集団ではガシガシ前に出る。
40km/hくらいで飛ばすと、そろそろ坂が出て来てペースも落ちる。

そういえば、アップの時からサイコンをリセットし忘れてしまい、自分の距離とタイムがパッと見分からない状態になる。

気が付いた所で、今更大会最中にリセットする気もなく、なんとなくでタイムを読むことになった。

8km地点からの激坂区間は、始めの4kmくらいまでは、27Tまでで踏めていた。しかし、それ以降は、どうしても脚を保たせる為にも29Tでケイデンス50くらいの速度で10%近い坂を登る。
この激坂後半の4kmは長く感じる所で、我慢一筋。

激坂区間は道の狭い林道。落石の多い所なのに、スタッフの労力のおかげか、障害物となうような石は落ちていない。スタッフはコースに適度に配置されているし、もう11回にもなる大会なので、配慮は行き届いているのだと思う。

激坂の林道を抜けると、道の広い大台ケ原ドライブウェイに入る。

ここから坂が緩くなると思うのだが、実際は5,6%前後の坂だったりして、思うほどにスピードが乗らない。平地区間も混ざると、ペース感覚が狂いそうで、もがけども速度は出てないとか思う状態になる。

ここで自分は、後続からスタートして来た選手に抜かれたりと、脚力の無さを自覚させられる所だ。

毎年同じ様に自覚しているはずなのだが、能力不足とかで感じる劣等感とか忘れっぽいのかもしれない。

そういう事は走行中は思う訳でもなく、前に見える選手を見ながらもがいてもがいて無理でもいいから先へ行こうと頑張ってなんとかゴール。

タイムはなんとなく自分のメーターでは1時間20分は切れてないと思っていましたが、下山してリザルトを見ると、1時間19分59秒・・・。

超ギリギリで目標達成。

ちなみに順位はクラス7位でした。

入賞は6位から、ちなみに6位との差は8秒差!!


・・・来年の課題が出来てしまったようです。

なお、ゴール地点では、ドリンクのサービスと、無料で素麺が振る舞われます。

走り切ってカロリーを消費してお腹が空くので、有り難いサービスです。

標高は1500m越えるので、気温はそれなりに寒い。

早々とウインドブレーカなり身につけましたが、それでも震えてました。

あいにく、頂上は曇りで、大台ケ原の景色をカメラに収める事が出来ませんでした。

適当に下山風景を撮ったので、ご覧になりたい方はどうぞ。
下山待ちの選手達

達筆なモニュメント
下山途中に止まってから撮りましたが、西側は完全に曇りです。


逆に北東側は少し見晴らしがあります。

ブレーキ休憩のひととき。小雨に降られてました。
下りでは皆さん時速20km/hほどにまで落として走行。

カーボンホイールは大きな制動力をかけられないからか、ゆっくりと下山しました。

麓まで降りると地元の人達からの「お疲れさま〜」の声かけを受けながらスタート地点まで帰ってきました。

リザルトをチェックしてから、それなりの喜びを噛み締めつつ、泊まった宿でシャワーをお借りして適当に帰路につきました。

今回の7位というのは惜しかったですが、今年は富士国際(あざみ野ライン)で6位とか、ヒルクライムで入賞圏内に届く実力になって来たと実感できたので、満足です。

ゴールした直後なんて、「あぁ、少しでもタイム縮めるにはカーボンホイール買うしか・・」とか思いましたが、帰って来るとこの調子で、健忘的です。

帰路は順調で、17時過ぎには名古屋でした。

まったりとお店へ報告とかしてみて、自宅に着き、適当に片付けしてから祝杯を上げました。
実家の家族から貰った酒ですが。
濃厚な辛口日本酒でした。

水みたいに「ぐびぐび」と呑める日本酒が好きですが、これも一人一晩で一本空けてしまいました(^^;テヘ

これで今年のヒルクライム大会は終わり。あとはのんびり?紅葉ツーリングが出来たらよいのと、最後に鈴鹿秋SPです。


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