ルートはこんな感じ。
細かい所はルートラボに直接アクセスしてください「瀬戸しなの発―売木峠」 |
自分が参加するのは不相応とは思いませんが、そのかけ離れた実力がどの程度なのか、ついに実感してしまいました。
という事で、基本テキストでのレポートを残します。
いきなり、国道363号、雨沢峠のタイムアタックが始まります。
ペースはもちろん超速い。
自分のハートレートが”185”を表示しているのを見て、追いかけるのを諦めました。
それから363号高速巡航。
普通に「E」カテゴリーの方も40km/hオーバーのペースで平地をかっ飛んでいます。
自分は後ろで金魚のフン。
これが坂道となれば、全然引き離されます。
まったくもって登りに付いてゆけないので、ショックよりは思考停止。
もう何も考えず、行けるだけの余力を削って走るしかない。
363号から明智に入ると、本格的に林道コース。
ちょっとの休憩の合間にスマホで |
そのちょっとの差を埋めようとして行程の半ばで力を使い果たしてしまいました。
根羽村から茶臼山へ向かう10kmの登り、暑さ、ミネラル欠如が重なり、ペースは最低に。
スプロケは実はヒルクライム用の12−29だった訳ですが、29Tを使い切っても延々と登りが消化できない。
脚が攣りそうになっても、緩い坂ならペダルをゆっくりにして(先行している人を待たせてしまいますが)やり過ごすのですが、斜度8%超えとか来たら、トルクを出す為に力まないと踏めない。
結果、両足が痙攣して硬直してしまうという酷い体験をしてしまいました。
「あ、攣る」と思った瞬間に左ペダルをリリースして脚を着くのですが、その反動で、ふくらはぎと前腿が同時に収縮、右足も脚を着いて膝を伸ばす姿勢によってか、こちらも同じ様に強烈に痙攣。
攣る痛みは本当の「激痛」なんですね。もう誰も聞いていなくても「痛てえ!痛い!」と訴えてました。
膝が伸張したまま周りの筋肉が全部硬直しているので、本当に「脚が棒」
暑さと登りの負荷での消耗で、頭も手も痺れてとてもまともに動けない状態。
自分のサイクリスト歴でもここまで酷い事はなかったです。
で、もはや動けない脚になってしまったので、先に行っているメンバーへ連絡取ろうとしたのですが、電波が圏外・・。
まあ、もうどうしようもないなと開き直って、10分くらい休憩して、補給して少し調子が元に戻ってから再びスタートするが、200mくらいで再び両足硬直!
コースの売木峠の手前だったので、あとちょっとだったんですが、脚の消耗を元に戻す事が叶わず、諦めました。
一応、ちょっと開けた場所で電波が通じたので、リタイアする旨を連絡。
ここから独りで帰らないといけない。
まずはミネラル補給なんだけども、持ってきた塩分タブレットもアミノ酸顆粒も、飲んだが即効性は無い。
むしろ、地道にマッサージで血流が乏しい筋肉をほぐして元に戻そうとする方が効果があった。
攣った場所から広い所へ動かない脚を引きずりつつ移動し、30分くらい休憩とマッサージに励む。
そこから茶臼山高原までは10%近い坂を登らないといけないが、そこは自転車引いて歩いて進む。
茶臼山高原は涼しい。むしろ下りが寒い。
それでもって避暑に訪れる人が多い。
休憩もそこそこにして、新鮮な冷たい水とミネラルウォーターを補給して、独り茶臼山を下る。
後の行程は独りなので特筆する事も無い。と思いきや、矢作ダムを越えた小渡のサークルKで遠回り(というか行く予定だった本来のルート)から帰ってきた先行集団と合流。
とはいっても、もう脚が終っている自分は休憩場所を先に出たりと、独り走りで、なんとか最後は皆さんと同じで帰ってこれました。
まあ、総括すると、恐るべきは夏場の練習。そして脅威の「P」カテゴリー。
という所です。
自分程度の脚力では敵わないどころか、絡めもしない。
脚力はある方だと思ってましたが、別次元の人間も居る事が実感できました。
恐るべし「P」の世界。
今日の走行距離:道の駅から160km (自宅から202km)
尚、余談ですが、今回「My Tracks」というGoogle謹製AndroidアプリのGPSロガーを使ってみましたが、(途中リタイアするまで)データはちゃんと採れていてもルートラボに読み込めなく、他の手段を探してみましたが、良い方法が分かりませんでした。
今日は疲れていい考えが浮かんでないかもしれないので、後日検討してみようと思います。
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