2017年3月6日月曜日

WTB Horizon 47c 装着感想

実は去年の12月に購入していました。

やっとでなんとなくレビューできます。


取り付けた車体は2014年のKona Rove

650Bのホイールを新調してのタイヤ装着。


リムはWTB ST i23、ハブはフロントHALO、リアは貰い物。
パーツメーカーがロードと違っているので勝手がわからず、自転車店主にお任せでした。

まず購入に至った動機から。

元々ファットバイク面白そう、という気がありました。
しかし、肩幅より幅を取るMTBを市街地用で乗ろうという気はありません。

Roveを購入した理由は、ディスクブレーキロードの走りみたいなものに
興味を持ったからですが、Rove完成車に最初に付いていた35cのタイヤが思いの外面白く、
後で交換したシュワルベマラソン32cが思いの外つまらなくて、
タイヤと走行感の関係が気になっていました。

後、ディスクブレーキのメリットは700cでも650bでも装着可能という点で、
しかし650b(27.5inch)のオンロード用タイヤというものがほぼ存在していない状況でした。

少し前の漫画で、鬼頭 莫宏氏の「のりりん」の話の流れに、
「体格の小さな日本人には650cくらいのサイズが好ましいが、結局欧米基準で700cという車輪がスタンダードになっている」という趣旨の内容が書かれており、径の一回り小さな車輪が、どのくらい走行感覚に変化を与えるのか興味もありました。

そんな中、2016の夏頃にWTBが650b 47cという奇態?なタイヤをリリースしたというニュースが出て、購入欲が発現していました。

しかし、このタイヤを嵌められる自転車というのがあまり無く。当然、自転車屋のレビューではあまり知らないハンドメイド系のフレームをいじって、「いいよ♪」とか言っている状況で、一般完成車として販売されていないから、このタイヤを使うにはかなりの投資がかかることになります。

しばらくして、WTBのサイトに、Road Plusの適合フレームリスト(Sim worksさんからの転載)が出ていることに気づき、Kona Rove ST(2016)が適合しておると。
2014Roveは微妙だけど、おおよそ大丈夫だろうという気になりました。

後は予算の問題だけで、こればっかりはなんともし難い中、たまたま世話になっている自転車屋の常連さんが余らせていたディスクブレーキのリアハブ(それもクイックレリース)を譲ってもらえる話が出て、RoveのO.Hと一緒にホイール新調と相成りました。

ということで、購入して3ヶ月経ちましたが、このタイヤのメリット・デメリットを含めた所感をまとめてゆきたいと思います。

・良かった点
太いタイヤの安心する走行感。
ほぼスリックみたいなトレッドで、走行抵抗はほとんど無く、巡行はクロスバイク系のタイヤと変わらない。

・イマイチな点
既存の700cのホイールと交換する度にディスクブレーキの当たり調整が必要になる。
瞬間的加速が苦手。

ざっくりとこんな感じで。

購入した時、「タイヤを太くしました(ドヤ)」と言っても、最初周りから「それって意味があるの?」という反応でした。
ロードバイク乗りなら、その根源的特徴であるタイヤの細さを否定するのは常識外れという風に見てもおかしく無いです。

ただ、別に”アンレーサー”を目指している訳でも無く、ロードバイクで自分を追い込む時と、そうでなくて自転車という乗り物を利用して移動だけしたい時を使い分けたいという気持ちが出てきている訳です。

もう若くも無いのだし。

このRoveからカーボンロードに乗り換えると、車体の軽さがいかに素晴らしいかよく分かります。
疲れない方で考えれば、軽いというのは正義です。
重い車体にタイヤの太さで対抗できるのかという問題では、自分の感覚でいうと、タイヤは路面の段差からくる衝撃を、ばねとして吸収し、弾むので、弾んだ力が、車体という重りを通してを乗り手が受けてしまうので、その分抑えるための力を使います。
この車体という重りが小さいほど、加速度として乗り手が受ける力が少なくなるので、楽です。

となると、楽なバイクの理想形は、カーボンフレームに太いタイヤということなんですが、ディスクブレーキロードが出始めているこの時勢、一般的に太いタイヤは認められにくいかもしれません。

サスペンションとか、乗り手が受ける加速度を吸収する仕組みもいいのかもしれないですが、そうなると、加速性が落ちるように思います。

ホイール交換ごとのブレーキ調整は、もしかしたらMTBの世界では当たり前のことなのかもしれません。同じディスクローター径なら取り付けも変わらないだろうと思っていましたが、わずかな個体差、取り付け公差の違いで、ブレーキの握り幅が変わり、下手するとパッドに最初から当たります。
意外と面倒なディスクブレーキホイール2セット持ちでした。

しかしまあ、このロードプラス650B規格が市場に受け入られて完成車にも取り付くようになれば、ユーザーにとって選択肢が増え、乗り方や好みに合わせられるようになれば面白そうです。
特に体格の小さな女性にフィットした変にスローピングがきつく無いフレームが出来たらいいなと。

欲を言えば、細めの650b 32cとかを履いて見て、実際の車輪径の違いで走行感が影響が出るか知りたいところだし、もっと欲を言えばブロックタイヤでも履けるものが欲しいところです。

そんなところで駄文失礼致しました。



2017年2月22日水曜日

八百津ライド112km

半年以上も放置のブログ。
なんとなく更新。

ロードバイクには載っています。
Stravaがあれば、ライド情報は適当に発信できるし、
Facebookで簡単な投稿もあるので、文章をまとめる必要がない。

と思っています。

でも、文章を書くのは大事。

先週末は一人でサイクリング。

実は今年初のロードバイクライド。

かつ、9週間ぶりのLOOK675。

目的は、いつもの八百津 緑屋老舗

毎年、栗きんとんを買いにゆく店。

他にも季節限定商品があるので、興味をもって。

いちご大福は人にあげてしまったが、ぶんたこは美味しかった。
ただのよもぎ餅と侮っていました。
餅米と水?が別格に感じました。

実際の写真がないですが(汗)

ブログを書くことを意識し続けないと、記録写真も無い・・・。

八百津という土地をもっと掘り下げると面白そう。

そんな系のブログ

やおツーリストさんは、結構更新しており、読むと興味が湧いてきます。

午前中のみでしたが、ライドは結構大変でした。
走行距離112.42km ,時間4:26:25
平均心拍140, ave 25.3km/h

あとちょっとで昼飯と思って我慢して帰ったら、最後にハンガーノック手前に。
かつ、向かい風で進まずで、辛い。

誰か知り合いをぶち殺すイメージを持つと、力が湧いてくるなどという話をふと思い出してみたが、そんな気持ちになるまで乗るのは趣味として本末転倒ということに気がつきました。

バテたら素直に休めばいいや・・・(ゆとり)

無理せず、ボチボチと。


2016年6月20日月曜日

SDA第12回ヒルクライム・イン・王滝村

一応参加した記念で投稿します。

2014年の御岳噴火から、大会名が「ヒルクライムインおんたけ」から「ヒルクライムイン王滝村」に変更したそうです。

ロードバイクを始めた頃から、ショップの仲間の人から、「マイナーで人が少なく、地力で淡々と登るに適した大会」と聞いて、毎年参加していました。

昨年は諸事情にて不参加。しかし雷雨で中止だったそうです。

とまあ、今年は2年ぶりの参加。

前回タイムは1時間12分程度で、表彰台でした。しかし、トップタイムとの差ではまだまだ下と言うレベル。

BIKEがLOOKになり、まだ上に行けるかなとほのかに臨んで挑みました。
当日選手集合1時間前。ぜんぜん集まってませんが。
朝はあいにくの雨。ニュースでは梅雨入りが報じられ悪くすると午前中降られるかも?
でしたが、スタート前に止みました。神仏の加護をちょと信じたくなります。

今回も、参加者少なく、クラス分け無く一斉スタート・・・。
前までは、公園から下りた道にスタートゲートがあって、ローリングスタートするのですが、なぜか公園内からのスタート。
先導車を抜かずに位置取り開始。
前詰まりしているけど、人が少なく、各々なんとなく警戒しながら3km程度走りレース開始。
走行プロファイルの切り出し。
今回から、ポラールのサイクルコンピュータでログが取れて、振り返りもデータでできるようになりました。やっぱりあると良いです。
レーススタートでダッシュし、時速40kmペースが来て、じわじわ登る行程が見えてきます。

この大会は、毎年MTBのトップレーサーたちロードバイクを引き離してしのぎを削るという、オンロードのヒルクライムにはあまり見た事ない世界が現れるのですが、今回も同じでした。MTBなのでデカイローギアがスプロケに付いていても、ほぼトップ固定でガシガシ踏んで行く姿に、後へ着いて行くのに精一杯。ちょっと斜度の関係で抜く事ができても、全然粘って追い抜かされました。
さすが、4時間とかのヒルクライムをする体力に脱帽でした。


さて、レースの経過は、このデータでわかるとおり、20kmすぎてメカトラブル発生。
多分、ケイデンスを100くらいにした時に、チェーンリング付近から「カツカツ」と当たる音が鳴り出す。
最初はセンサーのズレかと我慢してみようとしたけど、割と大きな音で、不安になりバイクを降りてチェック。
センサーを動かしたりしたので、ここでケイデンスは測定不能になっています。

音なりの原因は、チェーンリング取り付けボルトの緩み出っ張りでした。
ゴール後、下山前にバイクチェックした時の状態。
ゴール後に見た時は、もう寸でのところで落ちるまで出ていました。
いっその事早く抜け落ちていれば、気にしなかったかもしれませんが、中途半端に出てフレームなど傷つけてもしたら、大事でした。
下山前には手でだけ締めてなんとか事なきを得ました。

という事で、レース結果はゴールはしたもののベストな状態ではなく、失意の結果でした。
とはいえ、中盤までのペースは良かったと見え、クラス順位は5位でした。

ゴール後、この大会の見えない難関が現れます。
ゴール地点標高は2000m。つまり。

「寒い!!」

スタート前にアナウンスされた、ゴール地点の気温は5℃。
おそらく低気圧で荒れた天気でもあり、ゴール地点の気温は10℃も行っていないのでは?
ゴール地点の御岳観光センターが、身を守る避難所です。

この環境が初心者などにハードルが高く感じられるところかも?
とはいえ、大会受付の時に、
「明日は寒いので防寒対策をしっかりと」
と注意聞いているので、片付けた冬装備を引っ張り出してくれば大丈夫でしょう。

自分は冬用長袖インナーとニーウォーマー、ウインドブレーカーくらいしかなくて、結局下山待機の施設内で少し震えてましたが・・・。

下山前に雲が晴れた御嶽山

下山前風景。後から見ると空が近い。
下山は11時からだったので、ゴールしてから2時間待ちしていたことになります。

とにかく、教訓から、腹は空かせないようにパン等補給はしっかり持って行きました。
でもレース後では足りない感じでしたが。

観光センターの売店食堂を利用するという手もあるのでしょうが、参加者がたくさんで落ち着いて食べられるわけもなく、こっそり食うのが基本です。

下山時は道路も乾き始めており、何事もなく下れました。

さっさと車へバイクを片付け、完走証(大会結果)をもらって、自分が表彰対象であることを知りましたが、結果に満足できなかったことと、消耗して何も食べずに1時間くらい表彰式まで待つことができなく、そのまま帰りました。

後日、大会主催から賞状とメダルが送られてきて、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

お手数をお掛けしました。すみません(謝意が届くことはないと思いますが、とりあえず)

大会HPにリザルトがアップされて上位タイムを見ましたが、今年はスタートが以前より延長しており、先導車の区間が長かったので、実は例年の距離であれば、トップタイムは1時間切りもあったかもしれません。
リザルトに計測距離が載らないので、正しい比較ができないのですが、もしかすると、矢部周作さんはコースレコードを更新していたかも?と思います。
今回はチャンピオンクラスの総合上位独占が特徴的でした。
やっぱMTBよりロードバイクの方がオンロード速いぜぇぇぇ・・・。(負け犬の遠吠え)


さて、次のヒルクライム目標は、毎年出ている奈良の大台ヶ原ヒルクライムです。
もう少しでエントリー開始とか。
割と緩急激しいガチなコースなので、まだまだ鍛え直したいと思います。

その前に、バイクのチェックも念入りに・・・でしょうか?






2016年5月31日火曜日

5月まとめ その3

5月の自転車ツーリングまとめ3回目。

5月15日の白馬村周遊コースです。

走行の前に、宿の紹介。

みずほ山荘玄関
 職場の人がスキーシーズンに定宿にしているそうで、いろいろよくしてもらいました。
女将さんとお手伝いさんで細々とやっている感がありました。
でも食事は美味しかったです。

日曜日の朝、天気予報は晴れのち曇り。

朝食前に散歩に出かけました。

白馬山脈一望

その辺を歩いてみるだけでウキウキします。

ジャンプ台と八方尾根

今年のツツジは雪で枝が曲がらず、綺麗に咲いているそうです。
白馬村はちょうど水田に水を張った時期で、山景が写って映える。

この景色を見たくてここまで来た。と言っても過言ではないほど。

気温は低く爽快な朝でした。

朝食をおかわり2杯で頂き、準備をして出発。

コースはこんな感じ。
なんだかいびつなコースマップ

標高差も結構ギザギザです。
初めは白馬村内、青鬼地区へ。
途中の橋は見晴らしが良くて絶景です。
 白馬へは去年のGWも来ました。でも、通過したのみで観光スポットの知識は皆無でした。
白馬マイスターみたいな職場の人に案内されて、激坂登坂。

水田の景色はいいですが、空気が霞んで残念。
行き止まりなので、景色だけ見て折り返し。

これから本格的な峠越えということで、まずはコンビニ。

観光モードでなんだかのんびりしている。というか、昨日が厳しすぎた。

新緑まぶしい中、サクサク登って嶺方峠。

今年も来たよ嶺方峠

毎度代わり映えのないアングルかな。
やはり気温が高いのか、空気が霞んで、景色は残念。

ここから緩い傾斜で長く降って鬼無里。そういえば去年は道悪かったなーと思い出した。
ちゃんと整備されて良くなっていたので。

道の駅ならぬ”旅の駅”鬼無里でトイレ休憩。

ここから小川村へ急登開始。

なんだか長野って坂は全部急じゃないかと疑うほど、登りも下りも厳しい。

小川村は景観百選に選ばれているそうですが、今回は残念ながら条件が悪くて写真はパス。

最初からのんびりしていたせいか、行程の半分前で昼過ぎ。

まずは蕎麦を食すことに。
見ただけで美味そう。そして美味しかった。

サービス?でついてきたそばせんべい?ソフトな食感でした。

記念にお店を撮影。
この蕎麦屋。チャリダーにも有名らしく、自分達が出る間際に、別の夫婦チャリダーがやってくる。連休明けなのか、割と空いていたし、いい感じでした。

予定は大町方面へ下って木崎湖だったのですが、この蕎麦屋からショートカットして木崎湖へ。

そしてそのまま小熊黒沢林道へ突入。

なんか絶景がある。くらいしか予備知識がなく、登りがいつ終わるのか不安に駆られたりしながら9km、標高500m UP。

そして絶景が現れた。

木崎湖を丸ごと一望できる。

50mm望遠をかけて圧縮効果?!
自転車を始めてすぐに一人旅のツーリングにはまりましたが、景色に声をあげて感動することは少なかったと思います。
しかし、ここは声をあげざる得ない。「すげー!!」

このブログを書きつつ、他で調べてみると、この林道へは自転車でアクセスしている人ばっかりだ。
確かに道が細くて急なので、自動車では面倒なのだろう。
昔は一般車両通行禁止だったようでもあり、数少ない絶景をほとんど独り占めできる。

そんなこんなで、写真撮影を堪能して白馬村へ帰ります。
林道下り途中の鹿島槍?
宿の駐車場まで戻って120kmくらい。またトンネルでデータ異常。ふー・・・。

帰り支度をして、高速道路で名古屋まで。

自分は輪行で来ているので、帰りの方面が別。

名古屋 守山のパーキングで降ろしてもらい、ぷらっとパークを利用して高速から出て自走で帰宅しました。
帰り着いたのが22時でしたが。

白馬まで距離が遠いとはいえ、走る甲斐のある良いツーリングでした。

来年もまた来るのだろうか?いろいろ案変え、ルート変えで楽しめそうな気がします。

5月まとめ その2


5月連休は最後の日曜日に自転車ショップの定例走行会で、香嵐渓へ行ったくらい。

鯉のぼりを見納めて終わりました。

で、次の週。

また長野県へ走りに。

それも、白馬村へ泊りがけで行くことに。

白馬村、遠いです。名古屋から250km超えます。
車でも4時間はかかります。
自転車ツーリングして日帰りは厳しいところがあります。

職場の自転車同好の方が、白馬の宿を取ってもらえたので、土曜日移動して日曜に白馬を走ることに決定。(それも前日金曜に)

土曜日移動は、乗り合わせもできたのですが、せっかくなので途中輪行、自走白馬村を試してみました。
もちろん?単独行。職場の人達とは白馬で合流。
5月14日の行程マップ

その日の標高プロファイル
スタートはJR東海中央線で中津川から。

感覚的には、最初の飯田へ抜ければ、あとは大きな峠なし。ペースも落ちないのでは?
と言う見通しでした。
毎度のこと、甘い考えでしたが。

なんとなく撮った中津川駅
今回の輪行装備

組み立てて出発前
泊まりツーリングなので、リクセンカウル化したフロントバッグに着替え一式を押し込み、輪行袋はサドル裏に。
リュックはショップお薦めだったEVOCのSTAGE 12l。
いろいろギミックが多いリュックで、使い勝手は良いです。
リュックは主にカメラと補給食、ヘルメットホルダーを利用してサンダルを固定。
サンダルは宿や移動で重宝するので持って行くことにしています。
あとはフロントバッグへ入らなかった服など押し込みました。

自宅5時半で出て、始発二本目の列車に乗って、中津川スタートが8時。
白馬の宿へは18時に付きたいので、10時間で200kmで行けるかどうかでした。

大平峠通過

大平峠からの景色。




謎のトンネル。必要ないんじゃ??
スタート初っ端から延々と登り、馬籠をパスして大平街道。
ほとんど、全くと言っていいほど車が通ってこず、野鳥の声を聞きながら淡々と登りました。
下りは対向する大型トラックにビビりながら飯田まで一気に下り、11時。

あと7時間で150kmくらいかな?と考えていました。

しかし、伊那〜塩尻まで大体登り基調。向かい風。

ぜんぜんペースは上がらず。

標高が少しずつ上がって行くと、日差しの強さと涼しい北風とが相まって、暑いのか涼しいのかさっぱりわからない体感温度に。

水もよく飲み、スタミナを消耗する行程に。

塩尻手前が分水嶺ということでした。
塩尻を抜けて15時過ぎ。
まだ50kmほど先なんですけど・・・。へばる時間でもないので、先へ進むしかない。

安曇野のサイクリングロードに遭遇したが、入ってみると千曲川サイクリングロードとは違い、あまり整備も連結もされていない感じでした。

ちょうど連休のNHK 火野正平 こころ旅で紹介していた所だったし、もう少し分かりやすい案内と整備をお願いしたい。

安曇野は土地勘もなく、なんとなく西側へ出て淡々と登り基調を進む。
周りを見渡している余裕は皆無でした。

なんとか大町まで来て18時。職場の人から「19時でもいいよ」と連絡もらってましたが、大町から先は割と登る所なので、心が折れて、回収をお願いすることに。

木崎湖前190kmでDNFしました。

コンビニで待っていれば、車で迎えに来てくれるので大変ありがたいです。
反面、当てがあったから甘えられたということでもありますが。

翌日はいよいよ白馬周遊。

ブログを打つ時間も無くなったので次回です。

2016年5月30日月曜日

5月まとめ その1

何も残さないと次の記録が残せないので、駆け足で5月自転車走行まとめ。

5月1日
自宅出発、下呂けいちゃん。
恵那から輪行帰り。
150km程度。

実は正確な距離が分からなくなっている。
問題はGPSサイコン。
標高プロファイルだけど、妙な記録に。
Polar V650で、最近のアップデートからの起きている気がする。
トンネルを抜けると走行距離が30kmほど減る。
GPSが追跡できないのは原理的に仕方ないとはいえ、データが書き換わってしまうのは如何なものかと。
距離軸で見ると異常に見え、時間軸で見ると地図との整合は取れていたりする。
スピードメーターと兼用すれば、多分問題ないでしょうが、GPSだけだとダメっぽいです。
ルートは国道を避け、東白川の峠ポコポコ。

人気店らしく、連休の為か1時間半待ち。

3人前なり。
 けいちゃん。ちょっと待ちすぎでした。
待った分過剰に高まった期待は、結局しぼんでしまいました。
サイクルツーリングは、なるべく時間に縛らなれないように楽しみたいものです。
で、下呂を出たのが15時過ぎでした。

恵那峡大井ダム付近の立派な道
帰りは国道256号から恵那へ下りるだけ。
通行止の迂回で迷いつつ、なんとか日が暮れる19時前には恵那駅に着きました。
会社関係の二人が同行してくれました。お疲れ様でした。

5月2日
一人旅。(日帰り)
松本平田駅出発、美ヶ原、東御から湯の丸地蔵峠、菅平、千曲川サイクリングロード、姨捨、松本の周回コース。
214kmくらい。またトンネルで測定異常。
2日のコースマップ

駐車場にて

割と広くて余裕がある駐車場
スタート地点にした場所は、松本市が設置したパークアンドライド駐車場で、この平田駅駐車場は1日200円で停められる場所でした。
行動範囲の広い自転車乗りにとっては、良いところなのではないでしょうか?

出発して順調に扉峠を越えた、訳ではなく、少しミスコースして扉温泉のあたりまで5kmロスしてしまいました。
なんにせよ、長野は坂ばっか。
見づらいですが、前半のプロファイル。
美ヶ原から長い下りは、路面の悪さによる振動が辛くて肩が疲れました。前傾姿勢固定も辛い要因です。
下ったところで小補給して、急登地蔵峠。
標高差1200mを15kmで登るわけですが、なんというかもう、1kmが長い。
ボトルはダブルボトルで、登る前は二本とも半分程度残っているから頂上までは大丈夫と思っていましたが、半分過ぎで水が無くなり、結構しんどい行程となってしまいました。
長野涼しいと見越してレッグウォーマ着きだったのがさらにいけなかったようです。
残念ながら途中で足を付いて休んでしまいました。
暑い上に虻蜂みたいな虫にたかられ、厳しさMAXでなんとか頂上に。


頂上はスキー場兼国立公園のようでした。
結構な車が駐車しており、ハイキングなどで賑わっているようでした。

自分は補給も尽きたので、この辺のロッジで味噌ラーメンを昼食に。
なんだか塩辛な味噌ラーメンでした。

休み終わって再出発前に、チャリダーがワンボトルで登ってきたのを見て、ホエーと感心してしまいました。
恐るべし。

ここから群馬県に入り、整備された路面を下り、鳥居峠を越えて菅平へ。
さすがにレッグウォーマは外しました。
菅平は高原のリゾート地、テニス、サッカー、ラグビーなど運動場がたくさんあった気がします。しかし、何もなく通過。
菅平から長野市への下りは激ヤバでした。
え、何、この10%越えのヘアピン連続区間。道はそんなに狭くない分、スピードに乗りやすく、ブレーキが怖い。落ちるように下って千曲川に到達。
後半のプロファイル。最後の方でデータが乱れてます。

快適な千曲川サイクリングロード。走りながらiphoneでのショット。
サイクリングロードは、若干途中で道を間違えたものの、快適そのもの。
20kmほど流して、いよいよ最後の姨捨の登り。
姨捨から北向き長野市方面を望む。

こちらは東側。
さすが長野。景観が半端ない。
特にビュースポットを狙ったわけでもなく、適当に行き当たっても景色が望めます。

姨捨を越えて17時くらい。
あと60km。日が落ちるのはギリギリかと読んでいましたが、甘かった。
松本まで大きな登りはないものの、アップダウンの繰り返し。
松本市の看板過ぎただけでは、まだ山の中。結構走って下らないと市街地へ入れない。
市街地に入って日が暮れる。
ナイトライドはもうやる気がなく。歩道系でゆっくり流して駐車場に帰りました。

5月連休初めはそんなこんなで、自転車三昧。
松本から実家へ帰省して休みました。

日帰りコースとして、200km台、獲得標高4000mと言うハードコースでした。
正直な感想、半分で良かったです。
ただ、自分の脚力に自信をつけるいい方法なのかなと。

・・・二度と行かないかと思いますが。