2016年6月20日月曜日

SDA第12回ヒルクライム・イン・王滝村

一応参加した記念で投稿します。

2014年の御岳噴火から、大会名が「ヒルクライムインおんたけ」から「ヒルクライムイン王滝村」に変更したそうです。

ロードバイクを始めた頃から、ショップの仲間の人から、「マイナーで人が少なく、地力で淡々と登るに適した大会」と聞いて、毎年参加していました。

昨年は諸事情にて不参加。しかし雷雨で中止だったそうです。

とまあ、今年は2年ぶりの参加。

前回タイムは1時間12分程度で、表彰台でした。しかし、トップタイムとの差ではまだまだ下と言うレベル。

BIKEがLOOKになり、まだ上に行けるかなとほのかに臨んで挑みました。
当日選手集合1時間前。ぜんぜん集まってませんが。
朝はあいにくの雨。ニュースでは梅雨入りが報じられ悪くすると午前中降られるかも?
でしたが、スタート前に止みました。神仏の加護をちょと信じたくなります。

今回も、参加者少なく、クラス分け無く一斉スタート・・・。
前までは、公園から下りた道にスタートゲートがあって、ローリングスタートするのですが、なぜか公園内からのスタート。
先導車を抜かずに位置取り開始。
前詰まりしているけど、人が少なく、各々なんとなく警戒しながら3km程度走りレース開始。
走行プロファイルの切り出し。
今回から、ポラールのサイクルコンピュータでログが取れて、振り返りもデータでできるようになりました。やっぱりあると良いです。
レーススタートでダッシュし、時速40kmペースが来て、じわじわ登る行程が見えてきます。

この大会は、毎年MTBのトップレーサーたちロードバイクを引き離してしのぎを削るという、オンロードのヒルクライムにはあまり見た事ない世界が現れるのですが、今回も同じでした。MTBなのでデカイローギアがスプロケに付いていても、ほぼトップ固定でガシガシ踏んで行く姿に、後へ着いて行くのに精一杯。ちょっと斜度の関係で抜く事ができても、全然粘って追い抜かされました。
さすが、4時間とかのヒルクライムをする体力に脱帽でした。


さて、レースの経過は、このデータでわかるとおり、20kmすぎてメカトラブル発生。
多分、ケイデンスを100くらいにした時に、チェーンリング付近から「カツカツ」と当たる音が鳴り出す。
最初はセンサーのズレかと我慢してみようとしたけど、割と大きな音で、不安になりバイクを降りてチェック。
センサーを動かしたりしたので、ここでケイデンスは測定不能になっています。

音なりの原因は、チェーンリング取り付けボルトの緩み出っ張りでした。
ゴール後、下山前にバイクチェックした時の状態。
ゴール後に見た時は、もう寸でのところで落ちるまで出ていました。
いっその事早く抜け落ちていれば、気にしなかったかもしれませんが、中途半端に出てフレームなど傷つけてもしたら、大事でした。
下山前には手でだけ締めてなんとか事なきを得ました。

という事で、レース結果はゴールはしたもののベストな状態ではなく、失意の結果でした。
とはいえ、中盤までのペースは良かったと見え、クラス順位は5位でした。

ゴール後、この大会の見えない難関が現れます。
ゴール地点標高は2000m。つまり。

「寒い!!」

スタート前にアナウンスされた、ゴール地点の気温は5℃。
おそらく低気圧で荒れた天気でもあり、ゴール地点の気温は10℃も行っていないのでは?
ゴール地点の御岳観光センターが、身を守る避難所です。

この環境が初心者などにハードルが高く感じられるところかも?
とはいえ、大会受付の時に、
「明日は寒いので防寒対策をしっかりと」
と注意聞いているので、片付けた冬装備を引っ張り出してくれば大丈夫でしょう。

自分は冬用長袖インナーとニーウォーマー、ウインドブレーカーくらいしかなくて、結局下山待機の施設内で少し震えてましたが・・・。

下山前に雲が晴れた御嶽山

下山前風景。後から見ると空が近い。
下山は11時からだったので、ゴールしてから2時間待ちしていたことになります。

とにかく、教訓から、腹は空かせないようにパン等補給はしっかり持って行きました。
でもレース後では足りない感じでしたが。

観光センターの売店食堂を利用するという手もあるのでしょうが、参加者がたくさんで落ち着いて食べられるわけもなく、こっそり食うのが基本です。

下山時は道路も乾き始めており、何事もなく下れました。

さっさと車へバイクを片付け、完走証(大会結果)をもらって、自分が表彰対象であることを知りましたが、結果に満足できなかったことと、消耗して何も食べずに1時間くらい表彰式まで待つことができなく、そのまま帰りました。

後日、大会主催から賞状とメダルが送られてきて、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

お手数をお掛けしました。すみません(謝意が届くことはないと思いますが、とりあえず)

大会HPにリザルトがアップされて上位タイムを見ましたが、今年はスタートが以前より延長しており、先導車の区間が長かったので、実は例年の距離であれば、トップタイムは1時間切りもあったかもしれません。
リザルトに計測距離が載らないので、正しい比較ができないのですが、もしかすると、矢部周作さんはコースレコードを更新していたかも?と思います。
今回はチャンピオンクラスの総合上位独占が特徴的でした。
やっぱMTBよりロードバイクの方がオンロード速いぜぇぇぇ・・・。(負け犬の遠吠え)


さて、次のヒルクライム目標は、毎年出ている奈良の大台ヶ原ヒルクライムです。
もう少しでエントリー開始とか。
割と緩急激しいガチなコースなので、まだまだ鍛え直したいと思います。

その前に、バイクのチェックも念入りに・・・でしょうか?